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近年、全国で急増している「空き家問題」。相続や転居で使われなくなった家を放置してしまうと、思わぬリスクや税負担が生じることがあります。
本記事では、空き家を安全かつ効率的に売却するための手順や、税金の優遇制度、売却以外の選択肢まで、不動産のプロがわかりやすく解説します。
🔎この記事で分かること
・空き家を放置することで発生するリスクと注意点
・空き家売却を成功させるための基本ステップ
・税負担を軽減できる「相続空き家特例」の活用法
・売却以外の選択肢(買取・リースバック)のメリット
空き家を「負の遺産」にしないために、最適な処分方法を判断できる知識を身につけましょう。

空き家は所有しているだけで固定資産税や管理費がかかります。
さらに、老朽化が進むと倒壊や不法侵入、近隣トラブルのリスクが高まり、自治体から「特定空き家」に指定されると固定資産税が最大6倍に増えるケースもあります。
放置すればするほどコストとリスクが増すため、早期に売却または活用の検討を始めることが大切です。

空き家の売却は通常の不動産と同様に「査定→販売→契約→引渡し」の流れですが、現地調査の段階で注意すべき点があります。
建物の老朽化が進んでいる場合は、「古家付き土地」として販売するか、「解体更地」で売るかを選択します。
解体費用の負担は発生しますが、更地にすることで早期売却につながるケースも。不動産会社に相談し、地域の需要と費用対効果を比較検討しましょう。
相続した空き家を売る場合、条件を満たせば3,000万円の特別控除(相続空き家特例)が受けられます。
主な条件は以下の通りです。
・被相続人(亡くなった方)が一人暮らしだった住宅
・相続後3年以内に売却すること
・売却時点で耐震基準を満たしているか、または解体済みであること
この特例を利用すれば、譲渡所得税を大幅に軽減できる可能性があります。手続きには専門知識が必要なため、税理士や不動産会社と連携して進めましょう。
「時間をかけずに現金化したい」「家を手放したくない」という場合は、不動産買取やリースバックという方法もあります。
買取なら最短数日で売却が完了し、リースバックなら売却後も住み続けながら資金を確保できます。
状況に応じて、どの方法が自分にとって最善かを不動産会社に相談することが大切です。
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