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No.1 2025.11.28 BLOG

セットバックとは?土地購入前に必ず知るべき注意点

土地を購入する際、「セットバックあり」という表記を見たことはありませんか?
一見すると難しい用語ですが、これは将来の道路拡幅に関する重要なルールです。セットバックを正しく理解していないと、建てられる建物の大きさが想定より小さくなるケースもあります。
今回は、購入前に必ず押さえておきたい「セットバック」の基礎知識をわかりやすく解説します。



🔎この記事で分かること
・セットバックの基本的な仕組みと目的
・セットバック部分が「使えない土地」になる理由
・購入前に確認すべきチェックポイント
・地盤改良費を抑えるための実践的なチェック方法
この記事を読むことで、「敷地面積=建築可能面積」ではないことを理解し、将来的なトラブルを避ける判断力が身につきます。春日井市などの住宅地でも頻繁に見られるため、実例を交えて注意点を解説します。

セットバックとは何か?

セットバックとは、道路が建築基準法で定める幅員4m未満の場合に、将来の道路拡幅を見据えて敷地を後退させる制度です。
道路の中心線から2mの位置までが“道路とみなされる範囲”となり、その部分には建物を建てられません。たとえば前面道路が3mの場合、片側の敷地が0.5m、もう一方の敷地が0.5m後退して、将来的に4m幅になるよう整備されます。

セットバック部分は自分の土地なのに使えない

セットバック部分は所有権が自分にあるにもかかわらず、建築や工作物の設置が制限される特殊な土地です。
塀や門柱を設けることもできず、庭として利用するにも制限があります。自治体によっては固定資産税の減額対象になることもありますが、実質的に「使えない土地」として扱われる点に注意しましょう。
また、建築面積や延床面積を算出する際にはセットバック部分を除外するため、建てられる家の大きさが想定より小さくなるケースもあります。

購入時のチェックポイント

土地を購入する際は、まず前面道路の幅員を確認しましょう。
現地でのメジャー測定だけでなく、役所の「道路課」で法42条道路(建築基準法上の道路)かどうかを調べることが重要です。
もしセットバックが必要な場合、登記簿上の面積と実際に建築可能な面積が異なるため、設計プランや建ぺい率・容積率に影響します。
不動産会社や建築士に相談して、どの程度の後退が必要かを事前に確認しておくと安心です。

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セットバックは「わずか数十センチの差」でも建築計画に大きく影響する重要な要素です。
春日井市や名古屋市など、古い住宅地では特に注意が必要です。
ツナグ不動産では、現地調査から法的チェックまで一貫してサポートいたします。
「この土地はセットバックが必要?」「どこまで建てられる?」といった疑問も、ぜひお気軽にご相談ください。

記事執筆

株式会社Bloom

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