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土地を購入する際によく目にする「建ぺい率」や「容積率」という言葉。
これらは、建物をどのくらいの大きさで建てられるかを決める重要なルールです。
しかし、数字だけ見てもピンと来ない方も多いのではないでしょうか。
この記事では、初めて土地を検討する方にもわかりやすく、建ぺい率・容積率の意味と確認方法、注意点を解説します。
🔎この記事で分かること
・建ぺい率と容積率の基本的な違いと意味
・具体的な計算方法と、角地や道路幅員による緩和・制限の仕組み
・土地購入前にチェックしておくべき行政上の確認ポイント
これらを理解することで、希望する間取りや建物規模が実現できる土地かどうかを判断でき、購入後の「想定外」を防ぐことができます。

建ぺい率とは、敷地面積に対して建物が占める割合のことです。
たとえば、100㎡の土地で建ぺい率60%なら、建物の1階部分は最大60㎡まで建てられます。
建ぺい率が高いほど大きな建物を建てられますが、風通し・日当たり・防災面への配慮から上限が定められています。
また、用途地域ごとに基準が異なり、角地の場合には建ぺい率が10%緩和されるケースもあります。
容積率は、”敷地面積に対する建物の延べ床面積(全フロア合計)”の割合です。
たとえば、容積率200%の土地100㎡なら、延べ床面積200㎡(2階建て各100㎡)まで建てられるという計算になります。
ただし、前面道路の幅が狭いと容積率が制限されることがあります。
一般的に、道路幅が12m未満の場合は「道路幅×0.4」などの制限がかかるため、設計前に必ず確認が必要です。

・建ぺい率、容積率は役所(都市計画課)で確認可能
・セットバックが必要な場合、実際に建てられる面積が減る
・隣地との距離や高さ制限(斜線制限)も要確認
これらを総合的に確認しておくことで、購入後に「思っていたより小さい家しか建てられない」という失敗を防げます。
土地価格だけで判断せず、建築の自由度を含めてトータルで検討することが大切です。
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建ぺい率・容積率は、理想の家づくりを左右する重要な要素です。
「この土地にどんな家が建てられるのか」や「設計の自由度はどれくらいあるのか」など、専門家に相談することで早い段階から不安を解消できます。
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