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No.1 2025.05.26 BLOG

住宅のリースバック|後悔しないために知っておくべきこと

自宅を売却しても住み続けられる「リースバック」という仕組みをご存じですか?
老後資金や相続対策、住宅ローンの負担軽減など、さまざまな場面で注目されています。
一方で、契約内容や税金、トラブルへの備えも重要です。
本記事では、リースバックの基本から活用法、成功事例までをやさしく解説します。

リースバックとは?

リースバックの基本的な仕組み

リースバックとは、自宅を不動産会社などに売却した後も、その家に賃貸契約で住み続けられる仕組みです。
たとえば、資金が必要なときに家を売却して現金化し、その後は元の持ち主が家賃を払って住み続けます。
不動産を手放さずに資金を得たい人にとって柔軟な選択肢といえるでしょう。

 リースバックのメリットとデメリット

メリットには、引越し不要で現金を得られることや、老後の資金対策になることが挙げられます。
反面、所有権がなくなるため将来の売却益は得られず、家賃が上昇するリスクや、再契約できない可能性もあります。
利用前には長期的なライフプランと照らし合わせることが大切です。

 リースバックを利用する際の注意点

注意点として、契約内容の確認が最も重要です。
「いつまで住めるのか」「契約期間は何年か」「更新可能か」などを明確にする必要があります。
また、家賃の設定が相場と比べて高すぎないか、不動産会社の信頼性なども見極めましょう。

リースバックの契約に関する重要情報

 契約内容の理解と確認ポイント

契約では、賃貸期間、更新条件、退去時期などが重要です。
とくに”いつまで住める?”という点は明記してもらうことが不可欠です。
口約束ではなく、書面で残すことでトラブルを回避できます。

リースバック物件購入時の注意事項

購入側も注意が必要です。
居住中の売主が退去しない限り自由に利用できないため、投資物件としてはリスクがあります。
賃貸期間や契約解除条件を明確にしておくことが大切です。

 契約期間と家賃の設定について

契約期間は短期(2年)から長期(10年程度)まであります。
更新の可否や条件も重要です。
家賃は地域の賃貸相場に基づいて設定されますが、売却額に応じて割高になる場合もあり、適正かどうかを確認する必要があります。

 リースバックを選ぶ理由

 資金調達の手段としてのリースバック

急な出費や老後資金の確保など、まとまった資金が必要な際に自宅を売却して現金化できるのがリースバックの大きな魅力です。
銀行融資が難しい方でも、物件に資産価値があれば利用可能な場合があります。

 住宅ローンの負担軽減

住宅ローンの返済が厳しい方にとって、リースバックは救済手段となります。
ローンを完済した上でリース契約に切り替えることで、毎月の支出を家賃だけに抑えられます。

 相続時の資産活用

リースバックは相続対策としても注目されています。
現金化して遺産分割しやすくすることができ、相続人間のトラブルを防ぐ効果もあります。
また、被相続人が住み続けられることで安心感も得られます。

 リースバックのトラブル事例と対策

 騙された事例の分析

悪質業者による事例として、「永住可能と言われたのに数年で退去を迫られた」「買い戻しできると説明されたのにできなかった」などがあります。
契約書に書かれていない内容は法的に保証されないことが多く、口約束に頼らないことが重要です。

 リースバックできない物件の見極め

借地権付き物件、共有名義、建物の老朽化が進んでいるなどの物件はリースバックに適さないことがあります。
事前に専門家に相談し、自宅が対象になるかを確認することがリスク回避につながります。

 トラブルを回避するためのヒント

契約書のチェックはもちろん、複数社に見積もりを取り、比較検討することも大切です。
また、リースバック専門の第三者機関や専門家に相談することで、安心して契約できます。

 リースバックの成功事例

 実際の成功事例の紹介

たとえば、高齢夫婦が自宅をリースバックして生活資金を確保し、子どもたちとの同居のタイミングで円満に退去したケースがあります。
資金と住まいの両方を確保できた成功例です。

 成功のためのポイント

成功するためには、信頼できる不動産会社を選び、契約内容を十分に確認することが不可欠です。
また、家族と相談し、将来のライフプランと合わせて決断することもポイントです。

 家族に安心をもたらすリースバック

住み慣れた自宅に住み続けながら資金が確保できることで、家族にも精神的な安心感を与えることができます。
介護や医療費が必要な場合などでも、柔軟な対応が可能になります。

 リースバックを利用する際の税金

 譲渡所得税とは?

リースバックで自宅を売却すると、売却益に応じて「譲渡所得税」が課税されます。
ただし、居住用財産の3,000万円特別控除が使える場合も多く、課税額を大きく抑えられます。
適用条件を確認することが大切です。

 固定資産税の影響

リースバック後は所有者ではなくなるため、固定資産税の納税義務もなくなります。
これは金銭的な負担の軽減につながります。売却後の名義変更手続きも忘れずに行いましょう。

 税制優遇の活用方法

高齢者が住み続ける場合などには、地方自治体による税制優遇措置があることもあります。
また、相続税対策としてもリースバックは活用可能です。
税理士などの専門家に相談し、最大限のメリットを引き出しましょう。

 リースバック契約の締結プロセス

 必要書類と手続きの流れ

必要書類は、本人確認書類、登記簿謄本、住宅ローン残高証明書などが主なものです。
不動産会社との打ち合わせから査定、契約、引渡し、リース契約へと進んでいきます。

 不動産会社選びのポイント

リースバックの実績がある会社、明確な説明をしてくれる会社を選ぶことが成功のカギです。
口コミや実績をチェックし、複数社を比較検討しましょう。

 契約書の確認項目

賃貸条件、期間、更新可否、買戻し条件などは、必ず書面で明確にしてもらいましょう。
不明点は事前に質問し、納得してから契約することが大切です。

 リースバックの相場と査定方法

 適正価格の見極め方

売却価格は立地、築年数、面積、近隣相場などから決まります。
複数の業者に査定を依頼し、適正価格を把握することが重要です。

 査定時のチェックポイント

物件の状態、周辺環境、建物の管理状況などが査定に影響します。
事前に簡単な修繕や掃除を行うことで、査定額アップも期待できます。

 市場価格との比較

通常売却よりも価格がやや低くなる傾向がありますが、住み続けられるという利点があります。単純な価格比較だけでなく、全体のメリット・デメリットを見て判断しましょう。

リースバックをご検討中の方はお気軽にツナグ不動産までお問い合わせください。
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お客様のご要望をお伺いし最適な不動産活用をご提案いたします。

記事執筆

株式会社Bloom

ツナグ不動産

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