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親や家族から家を相続したものの、「どうやって売ればいいの?」「税金はかかるの?」と悩む方は少なくありません。
相続不動産の売却は、通常の売却よりも必要な手続きや税務処理が多く、準備不足だとトラブルに発展することもあります。
この記事では、相続した家を売る際に知っておくべき基本的な流れと注意点を、不動産のプロが分かりやすく解説します。
🔎この記事で分かること
・相続した家を売る前に必要な「相続登記(名義変更)」の手続き
・相続税・譲渡所得税の計算ポイントと節税の特例制度
・スムーズな売却を進めるためのタイミングと注意点

相続した家を売るためには、まず相続登記(名義変更)が欠かせません。登記が完了していないと、売却契約そのものを結ぶことができません。
2024年から相続登記は義務化され、相続開始から3年以内に手続きを行わないと過料(罰金)の対象となります。必要書類は「遺産分割協議書」「戸籍謄本」「印鑑証明書」などで、司法書士に依頼するのが一般的です。
早めに専門家へ相談し、登記を済ませておきましょう。

相続不動産の売却では、相続税と譲渡所得税の両方を考慮する必要があります。
特に取得費(もともとの購入価格)が不明な場合、「概算取得費(売却額の5%)」で計算され、税額が高くなるケースもあります。
ただし、被相続人が住んでいた家で一定条件を満たせば、「相続空き家の3,000万円特別控除」が適用できる場合があります。
税理士と連携して正確に試算することが大切です。
相続後は、
①遺産分割協議 → ②名義変更 → ③査定 → ④売却活動 → ⑤契約・引渡し
という流れで進みます。
親族間での意見の違いにより手続きが進まないケースも多いため、早い段階で方針をまとめておくことが重要です。
また、遺品整理・リフォーム・固定資産税の精算など、思わぬ出費が発生しやすいため、事前にスケジュールと費用を把握しておくと安心です。

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「相続した家を売りたいけど、何から始めればいいか分からない」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。