メールでのお問い合わせ

春日井、名古屋、小牧、稲沢、一宮を始め東海3県の不動産購入・売却ならツナグ不動産

TSUNAGU.co.ltd

5-240,kashihara
kasugai-city,Aichi,

BLOG

スタッフブログ

No.1 2025.10.24 BLOG

相続した家を売るときの注意点|手続きと税金を解説

親や家族から家を相続したものの、「どうやって売ればいいの?」「税金はかかるの?」と悩む方は少なくありません。
相続不動産の売却は、通常の売却よりも必要な手続きや税務処理が多く、準備不足だとトラブルに発展することもあります。
この記事では、相続した家を売る際に知っておくべき基本的な流れと注意点を、不動産のプロが分かりやすく解説します。



🔎この記事で分かること
・相続した家を売る前に必要な「相続登記(名義変更)」の手続き
・相続税・譲渡所得税の計算ポイントと節税の特例制度
・スムーズな売却を進めるためのタイミングと注意点

名義変更(相続登記)の手続きが必須

相続した家を売るためには、まず相続登記(名義変更)が欠かせません。登記が完了していないと、売却契約そのものを結ぶことができません。

2024年から相続登記は義務化され、相続開始から3年以内に手続きを行わないと過料(罰金)の対象となります。必要書類は「遺産分割協議書」「戸籍謄本」「印鑑証明書」などで、司法書士に依頼するのが一般的です。

早めに専門家へ相談し、登記を済ませておきましょう。

法務省HP「相続登記の申請義務化特設ページ」より引用

相続税・譲渡所得税に注意

相続不動産の売却では、相続税譲渡所得税の両方を考慮する必要があります。

特に取得費(もともとの購入価格)が不明な場合、「概算取得費(売却額の5%)」で計算され、税額が高くなるケースもあります。
ただし、被相続人が住んでいた家で一定条件を満たせば、「相続空き家の3,000万円特別控除」が適用できる場合があります。

税理士と連携して正確に試算することが大切です。

売却のタイミングと手続きの流れ

相続後は、
①遺産分割協議 → ②名義変更 → ③査定 → ④売却活動 → ⑤契約・引渡し
という流れで進みます。

親族間での意見の違いにより手続きが進まないケースも多いため、早い段階で方針をまとめておくことが重要です。

また、遺品整理・リフォーム・固定資産税の精算など、思わぬ出費が発生しやすいため、事前にスケジュールと費用を把握しておくと安心です。

🔗関連記事リンク

相続不動産の売却は、登記・税金・親族間調整など、専門的な知識と丁寧な進行が求められます。ツナグ不動産では、司法書士や税理士と連携し、名義変更から売却・確定申告までワンストップでサポート可能です。
「相続した家を売りたいけど、何から始めればいいか分からない」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。

記事執筆

株式会社Bloom

ツナグ不動産

愛知県春日井市にある不動産会社。不動産の購入も売却も、不動産に関する全てをお任せください。確かな知識と経験を持つ当社スタッフが安心のお取引をお約束いたします。全てはお客様の笑顔のために!