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春日井市で不動産の売却を考え始めたとき、まず気になるのが「自分の家や土地はいくらくらいで売れるのか」ということではないでしょうか。
不動産には定価がありません。
同じ春日井市内でも、所在地や最寄り駅、土地面積、築年数、道路との接し方などによって売却価格は大きく変わります。
特に春日井市は、勝川駅・春日井駅・神領駅・高蔵寺駅などJR中央本線沿線を中心とした住宅地がある一方、駅から離れた住宅地や高蔵寺ニュータウン、市街化調整区域などもあり、「春日井市の平均価格」だけでは実際の売却価格を判断しにくい地域です。
また、土地・中古戸建て・中古マンションでは、価格を判断するときに確認すべきポイントも異なります。
この記事では、国土交通省の不動産情報ライブラリや地価公示などの公的な情報をもとに、春日井市の土地・戸建て・マンションの売却相場の考え方を初心者にもわかりやすく解説します。
相場を見るときの注意点や、自分の不動産がいくらくらいで売れそうなのかを調べる方法についても確認していきましょう。
この記事でわかること
💡春日井市の不動産売却相場の考え方
💡春日井市の土地価格の傾向
💡中古戸建ての売却価格を左右するポイント
💡中古マンションの売却価格を左右するポイント
💡勝川・春日井・神領・高蔵寺などエリアによる違い
💡地価公示と実際の売却価格の違い
💡自分の不動産の売却相場を調べる方法
💡相場より評価されやすい不動産の特徴
💡春日井市で不動産を売却するときの注意点

不動産の売却相場を調べるときに注意したいのが、「春日井市の平均価格=自分の不動産が売れる価格」ではないということです。
インターネットでは「春日井市の土地価格」「春日井市の戸建て売却相場」といった平均値を見ることがありますが、不動産価格は物件ごとの条件によって大きく変わります。
■不動産価格を左右する主な条件
土地の場合は、主に次のような条件が価格に影響します。
・所在地
・最寄り駅
・駅からの距離
・土地面積
・土地の形状
・間口
・前面道路の幅員
・道路の方角
・用途地域
・建ぺい率、容積率
・高低差
・擁壁の有無
・上下水道などのインフラ
・災害リスク
・周辺の取引事例
戸建ての場合は、これらに加えて築年数や建物の構造、延床面積、間取り、建物の状態なども価格に影響します。
マンションでは、築年数、専有面積、階数、方角、管理状態、修繕積立金、駅からの距離などが重要になります。
そのため、春日井市全体の平均価格は「相場の方向性を知るための目安」として利用し、実際の売却価格については個別の条件を確認する必要があります。
■売出価格と成約価格は違う
もう一つ知っておきたいのが、「売りに出されている価格」と「実際に売れた価格」は違うという点です。
不動産ポータルサイトに掲載されている価格は、基本的に売主が設定した売出価格です。
一方、実際の売買では価格交渉が行われることもあるため、最終的な成約価格が売出価格より低くなる場合があります。
不動産売却相場を調べる場合は、現在売り出されている物件だけでなく、過去に実際に取引された価格も確認することが重要です。
国土交通省の「不動産情報ライブラリ」では、不動産の取引価格情報や地価公示などを確認できます。
春日井市の不動産相場を理解するには、市内の地域特性についても知っておく必要があります。
春日井市は名古屋市に隣接し、市内にはJR中央本線や名鉄小牧線などの鉄道があります。
なかでもJR中央本線沿線には、勝川駅・春日井駅・神領駅・高蔵寺駅があり、それぞれの駅周辺に住宅地が形成されています。
その一方で、鉄道駅から離れた住宅地や市街化調整区域もあるため、市内の不動産を一つの相場で捉えることはできません。
■駅へのアクセスは不動産価格を考える重要な要素
住宅を探している人にとって、通勤・通学の利便性は物件選びの重要な条件の一つです。
そのため、同じような面積や築年数の物件であっても、駅からの距離によって購入希望者からの評価が変わる場合があります。
ただし、「駅に近ければ必ず高い」というわけではありません。
駅までの距離に加えて、土地の形状、道路条件、周辺環境なども含めて判断する必要があります。
■春日井市内でも住宅地の成り立ちが異なる
春日井市には、古くから形成されてきた住宅地、新しい住宅が増えている地域、土地区画整理によって整備された地域、高蔵寺ニュータウンなど、さまざまな住宅地があります。
住宅地の成り立ちが違えば、
・道路の広さ
・土地の大きさ
・土地の形状
・建物の築年数
・周辺施設
・街並み
などにも違いが出ます。
こうした地域特性も不動産価格を考えるうえで重要です。
春日井市で土地を売却するときは、「春日井市の平均坪単価」だけを見るのではなく、どのエリアにある土地なのかを確認することが重要です。
同じ市内でも駅からの距離や周辺環境、土地の利用しやすさなどによって価格差が生まれます。
■2026年の地価公示から見る春日井市の土地価格
地価公示は、国土交通省土地鑑定委員会が毎年1月1日時点における標準地の正常な価格を公示する制度です。
2026年(令和8年)の地価公示を見ると、春日井市内でも地点によって土地価格には違いがあります。
住宅地の標準地の一例を見てみましょう。
| 所在地 | 2026年地価公示 | 坪換算の目安 |
|---|---|---|
| 八幡町 | 175,000円/㎡ | 約57.9万円/坪 |
| 妙慶町3丁目 | 158,000円/㎡ | 約52.2万円/坪 |
| 八田町2丁目 | 140,000円/㎡ | 約46.3万円/坪 |
| 林島町4丁目 | 128,000円/㎡ | 約42.3万円/坪 |
| 大手町3丁目 | 120,000円/㎡ | 約39.7万円/坪 |
| 中野町2丁目 | 117,000円/㎡ | 約38.7万円/坪 |
| 上条町7丁目 | 98,000円/㎡ | 約32.4万円/坪 |
| 不二ガ丘2丁目 | 89,500円/㎡ | 約29.6万円/坪 |
※坪単価は1㎡=約0.3025坪として概算しています。
※地価公示は実際の売出価格や成約価格を示すものではありません。
このように、同じ春日井市の住宅地でも標準地によって価格には幅があります。
「春日井市の土地だから坪○万円」と一律に考えるのが難しいことがわかります。
■地価公示は「実際に売れる価格」ではない
地価公示は土地価格を考えるうえで重要な指標ですが、不動産会社が提示する査定価格や実際の成約価格とは性質が異なります。
たとえば、同じ地域の土地でも、
・南向きか北向きか
・整形地か不整形地か
・道路との高低差があるか
・間口が広いか狭いか
・前面道路が広いか
・建物を建てやすい土地か
などによって評価は変わります。
そのため、地価公示は「この地域ではどの程度の土地価格が形成されているのか」を確認するための参考資料として利用するのがよいでしょう。

中古戸建ては土地と建物をまとめて売却するため、土地だけの場合より価格の判断が複雑になります。
特に重要なのが「土地の価値」と「建物の価値」を分けて考えることです。
■中古戸建ては築年数だけでは価格を判断できない
中古住宅では一般的に築年数が経過するほど建物の評価が低くなる傾向があります。
しかし、
「築20年だから○○万円」
「築30年だから建物の価値はない」
と単純に決められるものではありません。
実際には、
・建物の構造
・施工状態
・維持管理の状況
・リフォーム履歴
・間取り
・住宅設備
・耐震性
・雨漏りやシロアリなどの不具合
なども確認されます。
また、建物が古くても土地そのものの需要が高い地域であれば、土地価格を中心として売却価格が形成されることもあります。
■購入者が「土地+建物」の総額で比較することも重要
中古戸建てを探す購入者は、土地と建物を別々に考えるだけではありません。
「この場所で、この大きさの家を、この総額で購入できる」
という視点で比較することもあります。
そのため、周辺の新築戸建てや中古戸建てがいくらで販売されているのかも重要です。
中古戸建ての価格だけが周辺物件より大幅に高ければ、購入者の候補から外れてしまう可能性があります。
逆に、建物の状態が良く、リフォームをほとんどせずに入居できる物件であれば、築年数だけでは判断できない魅力になる場合があります。
■古い戸建ては「中古戸建て」と「土地」の両方から考える
築年数が経過した戸建てを売却するときには、
「中古住宅として売る」
だけではなく、
「古家付き土地として売る」
という考え方もあります。
購入者が建物を利用するのであれば中古戸建てとしての価値がありますが、購入後に解体して新築することを想定する場合には、土地として評価されることになります。
ただし、古い建物があるからといって、売主が必ず解体してから売却した方がよいとは限りません。
解体費用がかかるだけでなく、建物を残した状態で購入したい買主が見つかる可能性もあります。
解体するかどうかは、売却方法と合わせて判断することが大切です。
中古マンションは土地や戸建てとは異なり、同じマンション内に過去の成約事例があることがあります。
そのため、比較的相場を把握しやすい不動産です。
ただし、同じマンションだからといって同じ価格で売れるわけではありません。
■マンション価格を左右する主な条件
中古マンションでは、次のような条件が価格に影響します。
・マンションの立地
・最寄り駅までの距離
・築年数
・専有面積
・間取り
・所在階
・方角
・眺望
・室内の状態
・管理状態
・修繕履歴
・管理費
・修繕積立金
・駐車場の状況
特に春日井市では、駅徒歩圏のマンションと駅から離れたマンションでは、購入希望者が比較する条件が異なる場合があります。
■同じマンションの成約事例は重要な参考になる
たとえば同じマンション内で、最近70㎡前後の3LDKが売却されていれば、有力な参考情報になります。
ただし、
・階数
・方角
・角部屋か中部屋か
・室内の状態
・リフォームの有無
などが異なれば価格差が生じます。
同じマンションの事例がない場合は、周辺にある築年数・駅距離・専有面積などが近いマンションの取引事例を比較して査定していきます。
■現在の売出物件も確認する
過去の成約事例だけでなく、現在同じマンション内で売り出されている物件も重要です。
自分の部屋を3,000万円で売り出しても、同じマンション内で条件の近い部屋が2,700万円で販売されていれば、購入者は両方を比較する可能性があります。
つまり中古マンションでは、
過去の成約事例+現在の競合物件+部屋固有の条件
を組み合わせて価格を考える必要があります。
春日井市の不動産売却を考えるうえで重要なのが、エリアごとの違いです。
市全体の平均価格を見るだけではなく、最寄り駅や町名単位まで範囲を狭めて比較する必要があります。
■勝川駅周辺
勝川駅周辺は、春日井市の不動産相場を考えるうえで注目したいエリアの一つです。
2026年の地価公示では、松新町1丁目の商業地が1㎡あたり386,000円、松新町4丁目の住宅地が1㎡あたり215,000円となっている地点があります。
春日井市内でも高い水準の公示地点です。
ただし、駅から少し離れるだけでも土地条件や周辺環境が変わるため、「勝川駅周辺」というだけで一律に判断することはできません。
■春日井駅周辺
JR春日井駅周辺にも住宅地が広がっています。
駅から徒歩圏なのか、バスや自動車利用を前提とする場所なのかによって、購入者からの評価は変わります。
また、同じ駅を利用する地域でも、道路幅員や土地形状、周辺の住宅環境などによって価格差があります。
春日井市ではJR春日井駅周辺について、新たなにぎわいの創出を目指した市街地再開発事業の実現に向けた支援も進められています。
こうしたまちづくりの動きは地域を見るうえでの参考情報になりますが、再開発があるから不動産価格が必ず上がると判断することはできません。
■神領駅周辺
神領駅周辺も住宅地が広がるエリアです。
春日井市の都市計画では、JR神領駅周辺についても利便性の高い交通結節点としての機能充実などが位置づけられています。
不動産価格を確認するときは単純な駅距離だけでなく、周辺の土地利用や道路状況、区画の状態なども確認する必要があります。
新しい住宅が多いエリアと既存住宅地では、購入希望者が比較する物件も異なります。
■高蔵寺駅周辺・高蔵寺ニュータウン
高蔵寺駅周辺や高蔵寺ニュータウンでは、勝川・春日井方面とは異なる市場特性があります。
高蔵寺ニュータウンは、旧日本住宅公団によって開発された大規模ニュータウンで、石尾台・岩成台・押沢台・高座台・高森台・中央台・藤山台など広い範囲に住宅地が形成されています。
そのため、「高蔵寺ニュータウン」という一つの名称だけで相場を判断するのではなく、町名、土地面積、建物の築年数、道路条件などを個別に確認することが重要です。
また、春日井市では高蔵寺駅北口駅前広場の再整備なども進められています。
高蔵寺ニュータウンについても将来を見据えたまちづくりが進められているため、売却時には現在の取引事例だけでなく、周辺環境の変化についても確認しておくとよいでしょう。

不動産会社へ査定を依頼する前に、自分でおおよその相場を確認することもできます。
一つの情報だけを見るのではなく、複数の情報を組み合わせるのがポイントです。
■国土交通省の不動産情報ライブラリを確認する
不動産情報ライブラリでは、不動産の取引価格情報などを確認できます。
土地の場合は、
・取引価格
・土地面積
・土地の形状
・前面道路
・最寄り駅
・用途地域
などを確認できる場合があります。
中古マンションや戸建てについても取引情報を調べることができます。
自分の不動産と条件が近い事例を複数確認すると、おおよその価格帯を把握しやすくなります。
■地価公示・都道府県地価調査を確認する
土地の場合は地価公示や都道府県地価調査も参考になります。
地価公示は毎年1月1日時点、都道府県地価調査は毎年7月1日時点の標準的な土地価格を示したものです。
ただし、自分の土地そのものの価格を示しているわけではありません。
近くの標準地や基準地を確認し、地域の土地価格の水準や変化を見るために利用します。
■現在売り出されている物件を確認する
不動産ポータルサイトで、近隣の土地・中古戸建て・マンションを調べる方法もあります。
この方法では、
「現在のライバル物件がいくらで売り出されているか」
を確認できます。
ただし、掲載されている価格は基本的に売出価格であり、その価格で実際に成約するとは限りません。
そのため、
過去の取引価格+現在の売出価格
の両方を見ることが重要です。
国土交通省の不動産情報ライブラリは、不動産相場を調べるうえで便利な公的サービスですが、掲載されている取引事例をそのまま自分の不動産に当てはめることはできません。
土地や建物にはそれぞれ固有の条件があり、取引事情によっても価格が異なるためです。
■一つの取引事例だけで判断しない
たとえば近所の土地が坪50万円程度で取引されていたとしても、自分の土地も同じ坪単価になるとは限りません。
比較する場合は、
・場所
・取引時期
・面積
・土地形状
・前面道路
・用途地域
・駅距離
などが近い事例を複数確認する必要があります。
極端に高い事例や低い事例がある場合には、その取引固有の事情が影響している可能性もあります。
■できるだけ新しい事例を見る
不動産市場は一定ではありません。
数年前の取引価格と現在の市場価格が同じとは限らないため、できるだけ新しい取引事例を確認します。
ただし、条件の近い取引事例が少ない地域では、対象期間を広げて確認することもあります。
不動産の価格は個別判断ですが、購入者から評価されやすい条件には一定の傾向があります。
■駅へのアクセスが良い
鉄道を利用する購入者にとって、駅までの距離は重要な条件です。
特に徒歩圏の物件は、駅から離れた物件と比較される際に評価されやすくなる場合があります。
ただし、駅距離だけで価格が決まるわけではありません。
■土地の形が使いやすい
土地では、建物を配置しやすい整形地が評価されやすい傾向があります。
一方、
・旗竿地
・間口が狭い土地
・極端に細長い土地
・三角形などの不整形地
では、建築計画に制約が生じる場合があります。
■道路条件が良い
土地や戸建てでは前面道路も重要です。
道路幅員、接道方向、間口などによって建築のしやすさや車の出入りのしやすさが変わります。
■境界や権利関係が整理されている
土地を売却する際には、隣地との境界が明確になっているかも重要です。
境界が不明確だったり、越境物があったりすると、売買契約までに確認や調整が必要になることがあります。
一方で、土地や建物の利用に制約がある場合には価格に影響することがあります。
■土地に高低差や擁壁がある
道路や隣地との高低差が大きい土地では、建築計画によって造成工事や擁壁に関する対応が必要になる場合があります。
購入者側の建築費用に影響する可能性があるため、売却時にも確認しておきたいポイントです。
■接道条件に問題がある
建物を建築するためには、建築基準法上の接道条件を確認する必要があります。
道路の種類や接道状況によっては、建替えに制限が生じる場合があります。
■市街化調整区域にある
春日井市には市街化区域だけでなく市街化調整区域もあります。
市街化調整区域は市街化を抑制すべき区域であり、建築や開発について市街化区域とは異なる制限があります。
そのため、市街化調整区域の土地や建物を売却する場合は、「現在建物があるから、購入者も同じように建替えできる」と単純に判断せず、建築・開発の条件を確認する必要があります。
■古い建物がある
古家がある土地では、購入者が建物を利用しない場合、解体費用を考慮して価格交渉されることがあります。
ただし、古家があるから必ず売却前に解体すべきとは限りません。
建物を利用したい購入者がいる可能性もあるため、売却方法を決める前に検討しましょう。
■境界や越境の問題がある
隣地との境界が分からない、塀や屋根などが越境しているといった場合には、売却前に確認や調整が必要になることがあります。
こうした問題は、買主が決まってから初めて確認するのではなく、査定段階から把握しておくことが大切です。
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土地を売却する際の注意点について詳しく知りたい方はこちら。
土地価格を調べたとき、
「この地域は坪40万円だから、50坪なら2,000万円」
と計算したくなるかもしれません。
相場を把握するための簡易的な計算としては利用できますが、実際の査定ではそれだけでは不十分です。
たとえば同じ50坪でも、
A:整形地・道路幅員6m・高低差なし
B:旗竿地・道路との高低差あり・間口が狭い
という2つの土地では、購入者からの評価が異なる可能性があります。
さらに、土地が広すぎることで総額が高くなり、購入できる人が限られるケースもあります。
つまり、坪単価は土地価格を考える一つの指標ではありますが、
地域相場 × 土地面積 × 物件固有の条件 × 現在の需要
まで考える必要があります。
自分の不動産が実際にいくらで売れそうなのかを知るには、不動産査定を利用します。
査定には大きく分けて「机上査定」と「訪問査定」があります。
■まず相場を知りたいなら机上査定
机上査定では、
・所在地
・土地面積
・建物面積
・築年数
・周辺の成約事例
・現在の売出物件
などのデータから、おおよその査定価格を算出します。
売却するかまだ決めていない段階で、まず価格の目安を知りたい場合に向いています。
■具体的に売却を考えているなら訪問査定
訪問査定では、不動産会社が実際に現地を確認します。
土地であれば、
・接道状況
・高低差
・土地形状
・周辺環境
・境界
・越境
なども確認します。
戸建てでは建物の状態、マンションでは室内状態なども確認するため、机上査定より具体的な価格を検討できます。
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「机上査定と訪問査定の違いについて詳しく知りたい方はこちら」
→ 不動産査定とは?机上査定と訪問査定の違い|どちらを選ぶべきか初心者向けに解説
複数の不動産会社へ査定を依頼すると、会社によって査定価格が異なることがあります。
たとえば、
A社:2,800万円
B社:3,000万円
C社:3,500万円
という査定結果だったとしても、「C社なら3,500万円で売れる」とは限りません。
査定価格は不動産会社が算出した売却予想価格であり、購入者との売買が成立した価格ではないためです。
査定価格を見るときは金額の高さだけではなく、
「なぜこの価格なのか」
という査定根拠を確認することが重要です。
周辺の成約事例、現在の競合物件、土地条件などをどのように評価しているのかを確認すると、査定価格の妥当性を判断しやすくなります。
ここからは、春日井市で不動産売却を検討するときによくある疑問について紹介します。
■春日井市の土地は坪いくらで売れますか?
春日井市全体を一つの坪単価で表すことは難しいです。
2026年の地価公示を見ても、市内の住宅地の標準地によって価格には幅があります。
さらに実際の土地では、駅距離、道路、土地形状、高低差、用途地域などによって価格が変わります。
まず近隣の地価公示や取引事例を確認し、そのうえで土地固有の条件を反映して考える必要があります。
■築30年以上の家でも売却できますか?
築年数が経過した住宅でも売却は可能です。
建物をそのまま利用したい購入者が見つかることもあれば、古家付き土地として購入される場合もあります。
重要なのは「古いから売れない」と決めつけず、中古戸建てとしての需要と土地としての需要の両方を確認することです。
■売却前にリフォームした方が高く売れますか?
必ずしもリフォームした方が有利とは限りません。
購入後に自分好みのリフォームをしたい買主もいます。
大規模なリフォーム費用をかけても、その費用をすべて売却価格に上乗せできるとは限らないため、工事を行う前に売却方法を検討することが重要です。
■売却前に解体した方がよいですか?
古い建物がある場合でも、必ず解体してから売却する必要があるわけではありません。
建物を利用したい購入者が見つかる可能性もあります。
また、解体には費用がかかり、解体後の土地の固定資産税にも影響する場合があります。
解体するかどうかは、土地の需要や建物の状態、売却方法などを確認して判断しましょう。
■査定を受けたらその価格で売らなければいけませんか?
査定価格は売出価格を決めるための参考価格です。
最終的にいくらで売り出すかは、売主の希望や売却期限、周辺の競合物件などを踏まえて決めます。
「できるだけ高く売りたい」のか、「一定の期限までに売却したい」のかによっても価格戦略は変わります。
春日井市の不動産売却で特に重要なのは、「春日井市の平均相場」だけで判断しないことです。
春日井市内には、
・勝川駅周辺
・春日井駅周辺
・神領駅周辺
・高蔵寺駅周辺
・高蔵寺ニュータウン
・名鉄小牧線沿線
・駅から離れた住宅地
など、特徴の異なるエリアがあります。
さらに同じ町内でも、
・駅までの距離
・道路幅員
・土地形状
・高低差
・用途地域
・周辺環境
によって価格は変わります。
そのため、自分の不動産の相場を調べるときには、
春日井市全体 → 最寄り駅 → 町名 → 類似物件 → 個別条件
という順番で範囲を狭めていくと、より実際の売却価格に近い相場を把握しやすくなります。

春日井市の不動産売却相場は、一つの平均価格だけで判断することはできません。
土地・戸建て・マンションによって価格の考え方が異なるだけでなく、勝川・春日井・神領・高蔵寺などエリアによっても不動産市場の特徴が異なります。
まずは国土交通省の不動産情報ライブラリや地価公示、周辺の売出物件などを確認して、おおよその相場を把握してみましょう。
そのうえで具体的な売却を検討する段階になったら、物件の個別条件を反映した査定価格を確認します。
特に土地の場合は、
・土地形状
・接道
・高低差
・擁壁
・境界
・用途地域
などによって価格が変わるため、坪単価だけで判断しないことが大切です。
中古戸建てでは土地と建物の両方から価格を考え、中古マンションでは同一マンションや周辺マンションの成約事例を確認するなど、物件種別に合った方法で相場を見る必要があります。
不動産売却では、
「地域の相場を知る」
↓
「町名や駅単位まで範囲を狭める」
↓
「類似する取引事例を確認する」
↓
「自分の不動産固有の条件を確認する」
↓
「査定価格の根拠を確認する」
という順番で進めると、売却価格を判断しやすくなります。
相場を調べる目的は、単に「高い・安い」を知ることではありません。
自分の不動産について適切な売出価格を考え、売却後に「もっと調べておけばよかった」と後悔しないための判断材料にすることが大切です。
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土地を売却する予定の方は、売却の流れや土地特有の注意点も事前に確認しておきましょう。
不動産査定の仕組みについて詳しく知りたい方はこちら。
→ 不動産査定とは?机上査定と訪問査定の違い|どちらを選ぶべきか初心者向けに解説
不動産売却全体の流れ、費用、税金、売却方法などを確認したい方はこちら。
→ 【春日井市・名古屋市】不動産売却完全ガイド|家・土地・マンションを後悔なく売るための基礎知識